主観客観

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季節感を大切にしたい

2011年2月3日

 今年の節分も恵方巻商戦が活発化した。発祥の関西地方に限らず、全国的にも豆まきと肩を並べる風習になってきたと言われる。今年は干支のウサギを図柄にした巻寿司も登場したとか。各社とも季節ごとのイベントで、消費者の心をつかもうと戦略を練っている。

 猛暑などで消費拡大に期待をかける夏季に対して、12月から3月の冬季は人々がつくりあげてきたイベントが消費を大きく喚起する。消費者心理をくすぐる工夫も街のあちこちでみられる。
 12月のクリスマスに始まって、お正月、成人の日を経て受験商戦、節分、バレンタインデー、そして3月には桃の節句、ホワイトデーとイベントが目白押しだ。最近では10月下旬のハロウィンも都市部を中心に盛り上がりをみせつつある。
 こうした主立ったものをみても和洋さまざまで、文化の吸収に柔軟な日本らしい姿が表れている。メーカー、小売店をはじめ企業が消費者ニーズを掘り起こし、獲得しようと試行錯誤してきた結果でもあろう。

 今後、もっと身近な行事として広がることを期待したいのが4月の花祭りだ。日本の歴史や伝統文化を見直す機会になるだろうし、冬季から端午の節句・ゴールデンウィークまで切れ目のない消費喚起策にもつながる。

 政治も経済も厳しい時代がしばらく続きそうである。新旧織り交ぜて乱立するパワースポットの流行と合わせて、これからも神頼みやゲン担ぎなどを中心に季節感のあるさまざまなイベントが消費者の心を揺り動かすことだろう。

(大和)


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