主観客観

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地域ブランドを活かした地域振興

2012年4月4日

 現在の日本は数多くの問題を抱えている。年金や放射能汚染など挙げればキリがないが、そのなかには「地域間の格差」も含まれており、改善されるべきものだと私は考えている。

 私は島根出身である。内閣府「県民経済計算」(2008年度)によると、島根県の「県内総生産額」における順位は47都道府県中45位で、その理由として製造業の伸び悩みや、高齢化などが原因として挙げられる。では、県内総生産額を伸ばすために工場などをたくさん作ればいいのかというと、そうではない。全員が都市化に頼った発展を望んでいるわけではないからだ。
 島根には出雲そばや島根和牛などといった有名になるべき地域ブランド品がたくさんある。それに加え、出雲神話などから分かるように島根の歴史は深い。それらの長所を生かして島根を発展させていくために私が提案するのは地域ブランドの宣伝を盛り込んだ「地旅」である。

 地旅という言葉は聞き慣れないものだと思う。地旅とは、地域の名産品や観光資源を存分に活かし、その地域に深く関係した地域密着型の旅行のことを言う。具体的には、当該地域の住民が歴史遺産や昼食、夕食などに地域ブランド品を提供する店に案内する。こうすることによって地域の歴史や文化を深く知ってもらえることに加え、地域自慢の食べ物も知ってもらえるのである。

 地旅により観光客の満足度が高まることで、「直接的な口コミ」が期待できる。近年、食べログなどでステルスマーケティングが問題となっているが、自分の知人から聞いた情報なら信頼性がある。さらに地旅によって地域を深く知ることにより、情報の質も高まる。
 そのため、私はその地域の良さを武器にした観光産業の確立によって地域を盛り上げていくべきだと考える。

(マツボ)


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