主観客観

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メガスポーツイベントで外国を知る効用

2013年6月5日

 6月4日、サッカーの日本代表チームがオーストラリア戦に引き分けたことで、2014FIFAワールドカップブラジル大会の出場権を獲得した。5大会連続5回目の出場となり、出場権を日本国内で決めたのは初めてである。今後、まだアジア最終予選を1試合残しているほか、6月15日からはブラジルでワールドカップの前哨戦ともいえるFIFAコンフェデレーションズカップが開催される。選手やスタッフの方々にはぜひとも、いい状態で臨んで欲しいと願うばかりである。

 さて、このような国際大会では、試合結果のみならず、開催国や対戦相手国のことを知りたくなる。ブラジル連邦共和国はいわゆるBRICsの一角を占める国であり、経済的にも大きな期待を集めている国である。基本情報としては、面積:851.2万平方キロメートル(日本の22.5倍)、人口:約1億9,800万人(2011年)、首都:ブラジリア、民族:欧州系(48%)・混血(43%)・アフリカ系(8%)・東洋系(0.6%)・先住民(0.4%)、言語:ポルトガル語、宗教:カトリック(65%)・プロテスタント(22%)・無宗教(8%)、通貨:レアルといったところである。

 経済面をみると、国内総生産(GDP)は2兆4,929億米ドル(2011年。日本円で約250兆円)であり、世界第6位の経済規模を誇る。また、経済成長率は、2010年+7.5%、2011年+2.7%、2012年+0.9%、2013年+3.0%、2014年+4.0%(IMFによる予測)となっている。2012年の失業率は4.6%で、インフレ率は5.8%である。 同時に、ブラジルは海外で最大の日系社会(150万人)であり、在日ブラジル人も約21万人と、日本との人的関係も非常に深いことは周知の通りであろう。

 ブラジルでは2014年に続き、2016年の夏季オリンピックも開催される予定となっており、これからもさまざまなスポーツを通じて交流を深める機会に恵まれる。メガスポーツイベントでは、関係する国も多く、興味のある情報も多岐にわたる。しかし、その国の基本情報や歴史・文化、日本との交流などを知ったうえで、プレーする選手の背景に思いを巡らせながら観戦すると、これまでと異なる視点・発見ができる。スポーツが持つ素晴らしさは、このようなところにもあるのではないだろうか。

(撞球者)


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