主観客観

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ゴールを目指して

2014年8月5日

 昨今のランニングブームにより、老若男女を問わず、街では多くのランナーを見かける。「レジャー白書2013」によると、ジョギング・マラソンの参加人口は2,450万人とスポーツ部門ではトップとなっている。また、性別・年代別参加率では、男性20代が46.0%と最も多く、10代から70代の各年代においても20%以上にのぼり、特定の年代に偏ることなく、幅広い年代が参加していることが特徴だ。女性では10代の47.1%が最多となっている。なお、サッカーの場合では、男性10代の40.0%に対して、70代では0.6%と年代間の参加率に大きな開きが見られる。

 走るという行為になぜそれほどのめりこむのだろうか?
 目標タイムをクリアした時の達成感や、ランニング後の一杯が美味しい、などいろいろな理由があるだろう。また、「ランナーズハイ」による爽快感を挙げる方もいるだろう。「ランナーズハイ」は一説では脳内でエンドルフィンという神経伝達物質が分泌されるということだが、体内のすみずみまで新鮮な酸素がいきわたり、細胞が目覚めることを実感できる。
 作家の村上春樹氏は「走ることについて語るときに僕の語ること」の中で次のように書いている。「僕は走りながら、ただ走っている。僕は原則的には空白の中を走っている。逆の言い方をすれば、空白を獲得するために走っている、ということかもしれない」

 このように、多忙な毎日を送る中で、ランニングをとおして自分自身と向き合っている方も多いのではないだろうか。また、ランニングでは、ペース配分を考え、最終的なゴールを目指してラップを刻むことも重要になる。
 経営の場面においても、日次、週次、月次、四半期と売上進捗のラップを刻み、ペース配分を考えながら、自社の強みと弱みを俯瞰し、最終ゴールである経営計画の達成に向けて邁進することがポイントになる。ゴールを見据えたペース配分の上手い経営者が良い経営者といえるかもしれない。

(フィリップ・子虎)


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