主観客観

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箱根駅伝の影響

2015年1月8日

 正月のスポーツの代名詞と言えば?色々な意見があるだろうが、東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を思い浮かべる方も多いのではないか。今年の箱根駅伝は、青山学院大学が2位の駒澤大学に10分50秒の大差をつけ初優勝を飾った。

 母校を応援する人や、年末年始の特番に飽きた人も多いからであろう、例年箱根駅伝の視聴率(関東地区)は20%台後半をたたき出している。視聴者は、ランナーの走りや順位だけでなく、ユニフォームやシューズ、沿道に掲げられる応援旗、運営管理車などにも自然と目が行くことから、大学や企業にとっての絶好のPRの機会にもなっていると感じる。

 とくに、およそ1カ月後に入学試験が迫っている大学にとって、箱根駅伝の結果が志願者数を左右することもある。例えば、“山の神”の活躍により2009年の第85回大会で優勝した東洋大学の志願者数(第1部)は、2008年度の5万8,109人に対し、2009年度は6万7,535人となり、前年度比16.2%増加。現在の一般入試の入学検定料3万5,000円で単純計算するとおよそ3億3,000万円の増収である。私学経営情報センターによると、2009年度の私立大学(570校)の志願者数の伸び率は前年度比0.3%増であることから、東洋大学の志願者数の伸び率がいかに高かったかがわかる。もちろん志願者数増加の理由が箱根駅伝だけではないだろうが、1月の箱根駅伝での勇姿を見て出願を決めた受験生も多くいることが想定できる。

 今年の優勝校である青山学院大学は2009年に33年ぶりの箱根駅伝出場を果たし、以降連続で出場、近年はシード常連校にまでのし上がってきていた。今年の初優勝が志願者数にどのくらい影響を及ぼすであろうか、注目したい。

(子どもの受験はまだまだ先)


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