主観客観

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共働き世帯が求めるサービスとは

2018年5月7日

 先日、伝説の家政婦と呼ばれる方が、3時間で13品を調理する、というテレビ番組を見た。3時間という限られた時間のなかで10品以上も調理できることに驚き、さらに事前にメニューが決まっているのではなく、派遣された先の冷蔵庫の中身を見てすぐにメニューを決定していたことに2度驚いた。今ある食材をパズルのように組み合わせ、余すところなく使用し13品を調理していく・・・まるでショーのようだ。
 私が見た伝説の家政婦は(株)タスカジのスタッフの方。同社は掃除や料理、チャイルドケア等の家事代行を頼みたい個人と引き受ける個人をマッチングするサービスを提供している。料金はスタッフの経験や利用者のレビューによって異なるが1時間当たり1,500〜2,600円(1回3時間固定)で利用できる。

 総務省の「家計調査」によると、一年間に家事代行サービスに対して支払った1世帯当たりの平均支出金額(総世帯)は2009年が885円であったのに対し、2016年は1,526円に増加。また、経済産業省が2014年3月に発表した「家事支援サービスについて」によると、2011年度の家事代行サービスの市場規模は811億円であったが、将来的には約6,000億円と推計、大幅な市場拡大が見込まれる。
 私も決して料理をすることが嫌いというわけではないが、毎日の食事作りはモチベーションがあまり上がらない。毎日自宅と会社を往復する通勤電車の中で献立を考え、夕方の混雑するスーパーで買い出し、家に帰れば子どもからの「お腹減ったー!」「宿題チェックしてー!」の声。これまで、週末に常備菜の作り置きにもチャレンジしたが、せっかくの休みの日に私だけなぜ家事を・・・という思いが強すぎて断念。共働きであるからこそ、うまく家事をアウトソーシングし、家族との時間を大事にしたい。

 共働き世帯の増加という社会環境の変化は新しいビジネスチャンスの宝庫だ。自宅訪問型の病児保育を行う認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区)やベビーシッターサービスを行う(株)キッズライン(東京都港区)など、既存の枠組みではまかないきれない需要に対応するために始めたサービスであろう。
 個人的には、学校が長期休みとなる間、子どもが学童へ持参する弁当に頭を悩ませている。春休み中は冷凍食品を駆使して乗り切ったが、あと数か月後には夏休みがやってくる。我が学区でも、すでに一部の学童では業者による弁当宅配を行っているが、父母会役員による事前発注が必要とのことで使い勝手が悪いようだ。必要な日に各自でネットオーダー、支払いはクレジットカード決済ができるようなサービスを導入できないか。今年は学童の父母会役員になったので、色々な企業のサービスをチェックし、導入の是非を検討していきたい。

(C.K)


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