TDB圏域別景気DI(2021年4月)

3月より65圏域で改善の一方、56圏域で悪化
~ 2020年4月より持ち直しも2年前の水準まで至らず ~

TDB景気動向調査(2021年4月)の景気DIは、前月比0.3ポイント増の38.3となり3カ月連続で改善した。まん延防止等重点措置の適用や3回目の緊急事態宣言の発出など、経済活動が抑制されたなかでの改善となった。海外経済の回復傾向により輸出が大きく増加したほか、半導体関連の業界が好調。他方、一部地域や業種で休業や営業時間短縮などの人流抑制措置はマイナスの影響となっていた。本レポートでは、全国47都道府県を130の圏域に分割し、2021年4月の圏域別景気DIの動向把握に加え、2020年4月と2019年4月の圏域別景気DIとの比較も行った。

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