経済でも母は強し!?

毎年5月の第2日曜日は『母の日』です。
それでは6月の第3日曜日は、何の日でしょうか?
・・・
そうです、皆さんが忘れがちな『父の日』です。


母の日といえばカーネーション!というように誰でも一度はイメージしたことがある記念日です。それだけでなく、日本各地で母の日やカーネーションなどにちなんだイベントが大小さまざま行われています。


一方で、父の日はどうでしょうか。
これといった贈り物が、まず思いつかないのではないでしょうか。ネクタイやハンカチ、はたまたお酒?
皆が一致してイメージできるモノがないといっても過言ではありません。
本来はバラを飾り、黄色いハンカチなどを送る風習もあるようですが。


贈り物ではなく感謝の気持ちが大切なのですが、コレ!といった決め手が弱いとイベントも盛り上がりに欠けてしまうのかもしれません。
近頃は母の日と連動して、父の日の商戦も行われているようですが、それでもやや忘れがち?!と言えるでしょう。


ちなみに母の日の市場規模は、日本記念日協会によると約1,205億円(2019年)と推計され、父の日はその半分程度の規模とのことです。経済活動の場でも世のお母さんは力強い存在と言えます。


しかしながら逆を言えば、父の日はこれから成長がまだまだ期待できる市場かもしれません。特定の贈り物が決まっていないので今からブームを起こすこともできるでしょう。
思い起こせば、私が父の日をしっかり認識しだしたのも大人になってからのような気がします。お酒とおつまみ、、、そんな組み合わせが喜ばれたのかなとも思います。


なお、2024年は6月16日(日)が父の日でしたが、小学生の子どもいる我が家では特別に意識することなく普段通りの日曜日でした。











このコンテンツの著作権は株式会社帝国データバンクに帰属します。著作権法の範囲内でご利用いただき、私的利用を超えた複製および転載を固く禁じます。