為替(円高)に対する企業の動向調査

円高懸念企業の期初想定レートは1ドル=110円80銭

~ 先高観が強く、2006年度の予想は平均1ドル=106円30銭 ~

2006年5月、米国の利上げ打ち止めと国内のゼロ金利解除観測の高まりによって、為替は2005年12月の1ドル=118円台から一時109円台に突入した。原油や素材価格の高騰、ゼロ金利解除後の金利上昇懸念が高まるなかで、円高による輸出型企業への悪影響が懸念され始めている。


そこで帝国データバンクでは、為替(円高)に対する企業の動向について調査を実施した。調査期間は2006年5月23日~31日。調査対象は全国2万313社で、有効回答企業数は9,908社(回答率48.8%)。なお、調査期間における為替水準は1ドル=111円77銭~112円65銭で、調査期間中の平均は112円32銭。

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