日銀の再利上げに対する企業への影響調査

再利上げ、約3割の企業で業績・資金繰りに影響大

~景気回復の腰折れ懸念、都市圏と地方圏の格差鮮明に~

2006年7月にゼロ金利政策が解除されて1年が経過した。その間、実質GDPは9四半期連続(直近の2007年1~3月期まで)でプラス成長を続けており、2007年8月には再利上げが実施されるとの観測が高まっている。


しかし、消費者物価の下落基調が続くなか、再利上げによる先行き不安の拡大が懸念されている。そこで帝国データバンクでは、2007年8月に再利上げが実施された場合の企業や景気回復への影響について調査を実施した。


調査期間は2007年7月23日~31日。調査対象は全国2万827社で、有効回答企業数は9,984社(回答率47.9%)。

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