菓子・パン業界の最新景況レポート

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菓子・パンDI過去最高を更新、13カ月連続で全産業を上回る
~ ポストコロナ禍局面で、インバウンドやお土産需要が回復 ~


コロナ禍で原材料価格高騰の影響を最も受けた業界の一つである菓子・パン業界。小麦やカカオ、砂糖などの世界的な不作および急激な需給の引き締まりに加え、円安の進行が仕入価格の上昇につながった。


政府による輸入小麦の売渡価格は2023年10月期に1トン当たり68,240円に引き下げられたが、2021年4月期の51,930円に比べ、いまだ3割高の状況にある。またバターの卸値が4年ぶりに上昇し、エッグショックにより鶏卵も高騰した。このため2022年以降、商品値上げが相次いだ。


一方、新型コロナの5類移行にともなう行動制限の解消とともに、コロナ禍で喪失していた外食用や贈答品、観光土産が回復するなど、需要は高まりつつある。


そこで帝国データバンクでは、菓子・パンを取り巻く環境や景気DIの動きを調査した。


■調査結果■
  1. 経済・社会活動の正常化で人流が回復、菓子・パンDIは調査開始から初めて50を超える


  2. 価格転嫁率の上昇、観光地などでの消費回復がプラス材料、今後は多様なニーズ取り込みがカギ



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